こころ

大河ドラマ龍馬伝
龍馬ってこういう人なの?!っていうように思うことが多いです。
人々に言い伝えられてきた、というお話なので、
その曖昧さがなんとなく今年っぽい。
外へ向かっていく力
希望を胸に
思い通りに生きる勇気
何かに挑戦したい
広いこころ
広い世界を見る目
今年はうお座木星という、フワフワしているようでまっすぐで、
平和で人との境界線がないような、心が世界や宇宙にまでどこまでも
広がってしまているような、泣き虫で寂しがり屋なところがあるけれど、
つよがってみせたりする。
周りが安心するような嘘をつく、
なぜか異性にモテモテで曖昧な態度をとる・・・
一本スジが通ってないような人物に描かれていませんか??

激動の時代・・・
出会うべくして出会っている人間関係も、
状況によって変化します。旅を共にすることが可能でない限り、
出会いの数だけ別れは来るのだと思います。
まだまだ成長途中、世の中のことに無我夢中なのです。
無我・・・これもまたうお座っぽい。
まず、周りに広がる世界が大切なのです。
そこに暮らす人たちの幸せが大切なのです。
与えられた試練は一生懸命に取り組みますが、ひとたび何かおかしい、
納得できない部分が目につくと、はかどらなくなります。
そして、問題を解決しないと進めなくなったりもします、
叱られ、教えられ、鍛えられ、力を増していくのです。
その場、状況、環境、境遇、関係によって、付き合う人物によって
自分自身を進化させて・・・


何かに向かっていく姿は2010年にぴったりな
たくさんのメッセージを秘めています。

自分がなすべきことを探し求めて・・・




関係性・・・大切なことであるように思います。


うお座のこころ、ここにあらずのようでもありますが、
いつだってこころはどこまでも開いてしまているだけなのですが・・・

こころはどこまでも広がりすぎていて・・・
その中心に、ただ自分がポチャン存在し自分のできることを
探し求めて、ひとり泳いでいるような感じなのです。


日本人が今こそ、日本の歴史を見直し、
日本を愛し、日本の良さをもう一度よみがえらせる時のようでもあります。

かつての日本人もきっとこころが広く、
何事も受け入れられるような開かれたこころをもっていたような気がします。
世界のあらゆるものを受け入れてしまったような日本は、
今、とても便利で、何でも手に入り、快適のようにも見えますが・・・
豊かさ、温かさというものはちょっと減ってしまったようです。
また、お金がないと厳しい世の中です。
助け合いというより、排除って感じです。





龍馬伝の後、
NHKスペシャルで「無縁社会」という番組が放送されました。

自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきた。「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。
(中略)
日本人がある意味選択し、そして構造改革の結果生み出されてしまった「無縁社会」。番組では「新たな死」が増えている事態を直視し、何よりも大切な「いのち」が軽んじられている私たちの国、そして社会のあり方を問い直す。

(NHKスペシャルのサイトより引用)

この番組、あまりにも重くて全部見られませんでした・・・(涙)



30日はとっても美しい満月が見られました。

今週の空模様は、「救い」。
社会の悲惨さ、過酷な現実に触れてショックを受けるだけでなく
そんな社会にどのような「救いの手」を差しのべることができるのかを
ひとりひとりが考える時。
「他人様に迷惑をかけたくないと思わなくてもいいんだよ」
「お互いに迷惑を掛けたり、掛けられても良いじゃない」
そんな「余裕」や「しなやかさ」「優しさと思いやり」を
私たちひとりひとりが持てるように努めると
この「無縁社会」も変わってくるのではないかと感じました。


たしかに今は
無縁社会」というタイトルの番組が公共放送で放映されるような
悲惨なご時勢なのかもしれません。
だからといって私たちが安易な社会批判・政治批判や無関心派に流れるのも
非常に残念で無念だと思います。




こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)

誰かを愛するとき、人は相手が背負っている重荷や悲しみ、弱さなどを
どこかで、引き受けていかなければなりません。
誰もが、一人では抱えきれないものを抱えていて
それを少しでも、誰かにシェアしてもらえれば、と願っています。
愛するということは、その願いを的確に叶えてあげようとする、
ということなのだろうと思います。

この人でなければわからないこと、
この人でなければ受け取ってあげられないこと、
というものがあるのだと思うのです。
自己肯定的な人間もなかにはいます。
そういう人は「他人もそうだろう」とも思っています。
ですが、多くの人々は、非常に自己否定的なのだと思います。
自分の輝きや魅力や優しさにはなんの価値もない
と思っている人が実にたくさんいるのです。

誰かを愛するとき、相手に自信を与えることができるのです。
「ここにいていいのだ」と思わせることができるのです。

自分の愛や影響力の強さと大きさ・・・

人にエネルギーを与えることが可能なのです。

だから、人に優しく・・・




自己否定は罪なことだと思います。
人によってこころの動きはさまざまです。
人と解り合えることって大切です。
人と繋がっている、安心な居場所って必要です。






こんな真冬の冷たい雨や雪の日も、
一人で生きている人がいっぱいいるのですね。



おカラダを大切に。。。