高慢と偏見

お恥ずかしいことですが、
実は私、食わず嫌いが意外と多い子どもでした。(過去形)
恋愛ものやノンフィクションは、
恥ずかしいような気がして避けてきたように思う。
アクション映画などの、例えるならばボンドガールとか、
またはキャットウーマンとか、
セックス&ザシティとかは楽しめるのですが(笑)



ハーレークィーンなど一度も読んだことがなく、
ジェイン・オースティン、原作もドラマも映画も見ていなかった・・・

乙女というかお子様以下かもしれない。

「誰それがプロポーズを!」「あの娘が彼を落としたわ!」
とかなんとか単純に恋のドラマが延々と続いてゆくんだろうな・・・
内容を勝手に予想してしまってつまらないと決めつけていた。
こういった決めつけが人生をおかしくするんだと思います。
たんなる偏見・・・
高慢だったのです。

それでも映画好きと胸を張って言えるだけの量は観てきたのです。



そう、そして、


食わず嫌いが減ってきたこの頃・・・


もともと狭いジャンルで生きていないのですが、
幅がさらに広くなったようなこの頃・・・

少しの境界線は外したって問題ありません。

食わず嫌いなんて損しちゃいますよね!



偏見を捨てて・・・







観ました。


コレッ

実は私はこういう世界が好きだったのかも!!!




プライドと偏見




なんて美しいのかしら〜すっかり乙女気分になってしまいました。
人間観察鋭いわ〜
人を見る目だって、未だにわからない私ですが、
年々研ぎ澄まされていないといけないのに・・・
なんの努力もせずに今まで来てしまった。

実は観たいのに、
観ないままできた映画の多さに愕然としました。
久しぶりの来店です。
地元のレンタルビデオショップは、
1本100円に!
更にマンガのレンタルも始めていたのです!



れもん


いったい何時ぶりでしたっけ・・・


カードの再発行100円
更新料金300円
DVD4本400円!

計800円。


今まで観る機会のなかった映画、
観ようとも思わなかったが気になった映画、
一本100円だと観たくなっちゃいました〜



普段手に取らないものの中には、自分の知らない世界が広がっています。

素敵な傑作に出合えたことに感謝いたします。





物語のキャラは申し分なく、一人ひとりの個性が際立っています。
みんな可愛らしく、紳士もいれば・・・

どんな乙女でも優しくて美しい紳士に憧れるのでしょうね。
ダーシー(ダーシー様みたいな人)を求めている・・・

今の自分にできる限りの最大限のことを
愛する人のために一つずつやっていくのです。
認めてもらうために、
誤解を解いて本当の自分を知ってもらおうと、
見せびらかして自慢せずに、
ひとり静かに秘密で動いているところとかが格好よすぎます!
思ったことはきちんと口に出して伝えてくれますし、
伝えきれない部分は手紙に綴ってくれます。
自分の気持ちを伝えることって大事なことです。



特にカメラワークが綺麗で最後まで映像の美しさにうっとりしてしまった。

18世紀の田舎での社交界のダンスシーンが圧巻。
長時間そのシーンにさいているので、
そのシーンの空気を味わうだけでも見ごたえがある。


こういう素敵な映画を紳士のように優秀な彼と映画館で観賞できると
最高なデートになると思うのですが・・・
品があって◎




映画館で映画鑑賞をするのってドキドキしませんか??

この映画ってどんな内容なんだろうって・・・
そういう意味でドキドキするのです。
でもそんなドキドキも楽しみの一つですかね♪