旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園重要文化財


お昼は新丸ビルで御蕎麦をいただき、三菱三昧。

日本の建築史に残る洋館というだけあります。
明治29年って・・・
今でも立派すぎる高級感というか高級な重圧を感じました。
少し前までは庭園のみ公開していたようです。
龍馬伝の影響でしょうか、入れてラッキーでした☆
金唐紙がとっても印象的でした。
国会議事堂にも使われているらしいです。
天井は高く、金唐紙の壁紙や暖炉・・・
手抜きは一切なく、
本気で異国の素晴らしい技術・文化を披露し伝えたような。
すべてが手の込んだ本物。
渾身の仕事。
ものづくり、一つの時代の芸術作品という感じです。
現在では入手困難な木材などが使用されているとか。
凝っています。
大切な人を招くパーティーに相応しい豪華さでした。
細かい部分まで装飾がなされていて、どこを切り取っても美しい。
写真は残念ながら禁止されていました。

岩崎邸庭園は新しい日本の建築文化の始まりの建物だったのですね!

この和洋併置式の邸宅形式は、
その後の日本の邸宅建築に大きな影響を与えました。



龍馬伝岩崎弥太郎が登場していますけど、
あの弥太郎が三菱創設者となるのですから驚きです!
私、龍馬伝の弥太郎が登場する場面になると笑ってしまいます。
汚さ・・・
素直に善人になれない素直さみたいな・・・?!
幸せに慣れていないところ
せこさ。
やりたい気持ちはいっぱいなのに、身動きできずにいつもうずうず。
悔しい思い、ひもじい思いを抱えつつ最終的には悪党にはなれない人。
家族思いで文句をいいつつ、それでもよく働く人です。
また頭のいい人です。
こびない孤高さというより、頑固さ。
言われたら必ず言い返すし・・・

自分の心のままに自由に生きている。

正直。

やりたいこと・夢はきっと、
いろんな角度・方向へと伸びて行ったのでしょう。

世のため人のため+金(利益)


繁栄!


(龍馬伝を見ていての感想です。勝手な解釈です。)



事実はこちら〜
岩崎邸には岩崎家の冊子や本が売っていました。
私、実話より、フィクションを好む人間でしたが、
最近はノンフィクションや歴史の大切さを感じずにはいられません。




第二次世界大戦後、国有財産となり、最高裁判所司法研修所等として
利用された。平成6年に文化庁の所管となり、平成13年に
東京都の管理となる。昭和36年に洋館と撞球室が重要文化財に指定。
和館大広間は洋館東脇にある袖塀とともに昭和44年に、さらに宅地、
煉瓦塀を含めた屋敷全体と実測図が平成11年に重要文化財
指定されました。


和館では、お抹茶と和菓子セットをいただいてまいりました♪


ひっそりと静かな一時。

仕事、ストレス、面倒な思考、闘い、不安要素などいらぬ感情、
抱えているものすべてを置いて(一旦しまうような感じですかね)
お茶の席に着きます。

美しいものを眺め、お茶を味わいます。


ほっと一息。ひと時、頭がクリアになりますよ♪




設計
ジョサイア・コンドル
日本ではじめて本格的な西欧式建築教育を行った人物。

門下には、東京駅の設計で知られる辰野金吾
赤坂離宮を設計した片山東熊など、近代日本を代表する建築家がいます。
鹿鳴館、上野博物館、ニコライ堂など多くの洋風建築も設計し、
のちに日本最初の建設設計事務所を開設しました。




東京駅、現在修復作業中なのでしょうか、
幕で覆われてしまっていて残念ながら全体を拝めませんでした。
またの機会に撮影してきたいと思います。






今日も一日、ありがとうございました。

ご先祖様、生きていることに感謝いたします。