シシリー・メアリー・バーカー

フラワー・フェアリーズ(花の妖精たち)のお話 (とびだししかけえほん)

フラワー・フェアリーズ(花の妖精たち)のお話 (とびだししかけえほん)

 

お店の名前を妖精やフェアリーなどにしたいと思ったくらい
彼女の作品が好きです♪
絵のコレクターでもあります♪
可愛らしい雑貨も販売されているのですね。
熱海のレストラン花の妖精には、マグネットがありました!


シシリー・メアリー・バーカー 
(Cicely Mary Barker) 
1895〜1973


彼女は、幼少より病弱なために学校へは行かずに
家庭で教育を受けて成長しました。
その為、多くの時間を、彼女の好きな絵を描くことに
費やすことが出来ました。
美術の専門の教育を受けていないにも関わらず、
その絵の確かさと美しさは周囲の人々の目を驚かすこととなり、
15歳の時に既にポストカードが発売されるなど、
彼女の絵は、早くから世に認められることとなりました。
イギリスの代表的な妖精画家として称賛を受ける一方、
ボタニカル・アーティスト(植物細密画家)としても、
今日高く評価されています。

メアリは、生涯独身でしたが、
お姉さんが経営していた幼稚園で
こどもたちをスケッチしたりして過ごしていたようで、
彼女の描く花の妖精たちは
このスケッチがベースになっていたといわれます。
病弱ながら、その静かな生涯は78歳まで続きました。







フラワーフェアリーの絵本

フラワーフェアリーシリーズは、
1923年にFLOWER
FAIRIES OF THE SPRING(春)が刊行されて以来、
今日まで世界中のひとびとに愛されてきました。
とりわけ、こどもが持って最もぴったりするように、
手の大きさに合わせて作られたこのサイズの絵本は、
ピーターラビットシリーズと同様、イギリスのどの家庭にも
置かれる子供の本の古典的名作となっています。

ファンタジーの世界を表現した繊細な水彩画と詩の世界は、
自然のいとなみの素晴らしさを、
これから大人になる子どもにも、またかつて子どもだった大人たちにも、
永遠にやさしく語りかけてくれているのです。