香りのメカニズム

最近は脳科学ブームなんだとか・・・
アロマテラピーで使う香り
実はとっても脳と深い関係があるのです。


心と脳って微妙に全く違うものだと思います。


心と脳の関係は気になります。

脳科学で心がどのくらい見えるようになるのでしょうか。

なにかすごい発見があったとしても、
脳と心では動き方からして違うのでしょうね。
脳はメモリー、再現できる動き。
心の動きって再現できませんね・・・
あの時の感動した心を再現!とかって難しいというかできませんね。

心ってまだまだ未知の領域って気がします。



それなのに不思議・・・
やっぱり近い
つながっているのですね。

アロマテラピーは身体はもちろん、心(精神・感情)を癒してくれます。

ご存じない人がたくさんいらっしゃいます。
妊婦さん、病気療養中の人、手術後間もない人は医師の許可が必要です。


Aroma Float アロマテラピーのメカニズム

アロマテラピーは心と身体のバランスを正常に戻す働きをします。
☆プロセス☆ 香りを楽しむ時、身体のなかではさまざまな動きが起こります。香りは空気中で小さな分子として飛び回っています。分子が鼻の中を転がっていくと、数秒で大脳から神経系やホルモン系、免疫系にまで影響は及びます。分子が気管から肺へ入っていく途中、香りの成分は粘膜をきれいにしてくれます。分子が肌にふれると、その小ささと親油性から肌の奥まで浸透してゆき、細胞の生成リズムを整えてくれるのです。

1 鼻から大脳へ
香りの分子はインパルス(電気信号)となり大脳へ伝わります。大脳の中心部には大脳辺縁系と呼ばれる、人間の本能的な部分(生きるために必要なこと)を司っている部分があります。インパルスはこの部分に強く働きかけることが解明されてきました。辺縁系の周囲のある、創造の場と呼ばれる大脳新皮質にもその刺激がつたわり、さらに視床下部や脳下垂体にもインパルスは伝わっていきます。この結果、自律神経系やホルモン系、免疫系の働きを調節し、心と身体に影響を与えることが解明されてきました。
香りによって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、しゃきっとしたり、色っぽくなったりと、影響はさまざまです。

2 鼻から肺へ
香りの分子は呼吸とともに鼻や口からのどを通って気管や気管支、肺へと入り、粘膜から血管壁を通って吸収されます。香りの成分は各器官で分解され最終的には対外へ排出されます。精油には抗菌作用や殺菌作用があるので、吸入することで喉や気管をクリーンに保つことができます。インフルエンザがはやる時期に部屋やベッドサイドに精油を香らせるだけでも充分にこの働きは期待できます。

3 表皮から皮下組織へ
皮膚は大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。表皮と真皮の間にあるバリアゾーンと呼ばれる保護膜は、水分や紫外線をカットする働きがあります。この保護膜を通過できる物質は少ないのですが、精油はこの層を通貨してさらに下の組織にも浸透することができます。皮膚は28日周期で生まれ変わり、これをターンオーバーと呼びますが、これは月の満ち欠けや女性の月経周期とも一致しています。不規則な生活やホルモンバランスの乱れ、消化器系の機能低下によってもターンオーバーのサイクルは乱れます。精油をスキンケアに使うことで、精油の抗菌作用や代謝を促進する作用、ホルモン調節作用が肌だけでなく身体全体に働きかけます。そのため身体の内側から肌を健やかに美しく保つ事が可能となるのです。