ペイ・フォワード〜可能の王国〜

世界が幸せに包まれる時

「もし自分一人で世界を変えようと思ったら、あなたは何をしますか？」

・・・何ができるだろう・・・

この質問をしたのは中学校の社会科の先生。　

そしてこの質問にある生徒がこう答えます。

「自分が受けた思いやりや善意を、何の見返りも無く他の３人の人に渡します」と。

提案をしたのは中学一年の生徒です。　
その生徒は「（思いやりや善意を）次に渡す」と答えます。

このお話は２０００年に製作されたアメリカ映画、
「ペイ・フォワード〜可能の王国〜」のお話です。

“Ｐａｙｉｔｆｏｒｗａｒｄ”、「次に渡す」

そうすれば世界は変わると、この少年は考えるんですね。

人はとかく自分の幸せを考えるもののようです。　

中々周りに目を向けようとはしませんね。
私にも自分を見つめてしまう時がありますし、
過去を振り返る時もあるのですが・・・
やはり、前向きに、for youの心の時のほうが、
物事がスムーズな気がいたします。

　
ニュースなどで世界の不幸な出来事を知る事はあっても、
それについて何か行動を起こそうとまではなかなかしませんよね。

助けたい、救いたい、守りたいと思う人って意外に少ないのですね・・・

目には目を。
悪いこと、人をこき使ったり、裏切ったり、騙したり・・・
酷いことをされたりすると、やりかえしたくなる人は多いようですが、
きっと心は晴れやかにはならないものです。
逆に、心にずっと残るのではないでしょうか・・・

嫌い(苦手)な人なのに、頭に浮かぶ・・・

なぜか、その人のことを考えているとか・・・

それは好きと実は同じなのかもしれません。

きっとそう。
そうでなければ頭に浮かんできたりはしないのです。
好きとは違っても、何かまだ関わらなければならない人なのまもしれません。
なんでもない人というのは忘れ去られてしまうのです。
いないも同然です。
そんな人はきっと誰もいませんよね。
存在しているのですから・・・

仮にその問題を考えようとしても、
普通は「自分ひとりで世界を変えるなんて・・・」とか、
「一人で何か出来るわけないじゃないか・・・」と思ってしまいます。

変わらないものを変えようとするのって、
きっと自分が苦しむことになるのがわかっているからそのままにするのでしょうか。
放って置いてよいのでしょうか・・・

昔、イチローが話しているのを思い出しました。
自分にはどうしようもないことを考えることは考えても仕方のないことで、
専門のかたに考えてもらうしかないと、割り切って・・・
自分ができることを最大限考えて行動する！そうです。

だけどだけど・・・
楽しいほうを選んで行動していたら、
思わぬ落とし穴があったりするものなのですね！
楽したら、仕事が増えたってよくある話みたいですけど・・・

やはり、自分にできることがまだまだあったということなんですよね。

「世界の事より先ずは自分を何とかしてくれよ」なんて思う人が、
もしかしたらいっぱいいるのかも知れません。

・・・いっぱいです。

映画の話に戻りますが、
少年トレバーの考えたユニークなアイディアが広がっていき、
心に傷を負った大人たちの心までも癒していくことに・・・。
というストーリーだったと思います。

この少年は特別大胆な事をするわけでもなく、
ただ自分が受けた思いやりや善意を、何の見返りも求めず、
世話になった人間に感謝するのは当然として、
さらにまた別の次の３人にそれを渡していけば世界は変わると考えたんですね♪

とは言ったものの、
「それを始めて世界中に伝わるまでどれだけ掛かると思ってるんだ！」
と言われるかも知れませんね。

２１日で良いです。　一月（ひとつき）掛かりません。

これは誰でも始めることができるのですよ☆　
１日目、１人×３人＝３人ですね。　２日目、３人×３人＝９人。
３日目、９人×３人＝２７人　４日目、２７人×３人＝８１人　５日目、・・・

これが拡がっていくと２１日目には世界中の人に行き渡る事になります。　
今世界の人口は約６６億人です。　
２０日目に約３５億人の人に拡がり、２１日目には１０４億人を越えますね。

私が受けた善意を、何の見返りも求めず渡すのです♪
「次の３人の人に渡してね♪」という一言を忘れずに・・・
善意のバトンリレーを繰り広げていくんです。　

すると世界は２１日で変わります。

とてもシンプルで簡単。

夢があるなって・・・

心に残る映画です。

最近、思い出しました！

これこそ、よく言っている善循環ですね☆

善循環のウズの中心になりたいですね♪

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